2009-01-01から1年間の記事一覧

国債の歴史

藤巻さんの本を読んで国債について興味をもったので、どっかのブログで評判がよかったこの本を図書館で借りてきて読んだ。上下二段で500ページ以上あるのでもちろん全部は読んでいない。内容は題名の通りイギリスやドイツなど世界の国債の歴史について書かれ…

邱永漢の「予見力」

直木賞作家であり、「株の神様」として一世を風靡し、今は事業家として幅広く活躍している邱氏。 本書は氏が頻繁に行っている中国投資視察旅行に同行したときの様子と「世見力」について氏にインタビューした内容が主に書かれている。一口に言えば、日本が歩…

衝撃!EUパワー

日本の将来に期待が持てないので海外投資を目論んでいるが、なんせ日本以外の相場は結構値上がりしているので、買うタイミングをつかめずにいる。 一口に海外投資と言っても、どの国、どの地域に投資するかが重要で、悩ましいところである。先日大前研一氏の…

藤巻健史の「金融情報」はこう読め!

この本を今年の3月に読んでいれば、今頃投資金額を倍に増やせたと思った。多くの経済本が今後の世界経済の状況は深刻になると言っていたので、私は今まで株を買わずに様子を見てきた。しかしあれよあれよという間に株価が上昇してきた。藤巻さんはアメリカの…

バブルの興亡

この本の作者は徳川家広といって徳川家康の直系の家系19代目にあたる人だ。本の帯には「欧米の金融マフィアに精通した著者が病んだ資本主義の終末を予言」と書かれている。普段なら胡散臭くて絶対買わない本だが、人気ブロガーのbest bookさんが五つ星を付け…

社会主義化するアメリカ

この本も米中を中心とした世界経済の流れを分りやすく説明しているいい本でる。 あとがきによると作者は最初700ページも書いたらしい。それを200ページまで圧縮したそうです。だから非常にまとまっていて分りやすく読みやすい。しかも価格は680円。ぜったい…

世界のお金の流れのポンプ役

今まではアメリカが世界のお金を回していた。 双子の赤字を垂れ流し、中国をはじめとする世界各国を儲けさせ、その利益を巧みな金融商品を開発することで、アメリカに引き戻していた。しかし、この流れは途絶えた。今アメリカを支えているのは、アメリカ国債…

「凄い時代」の続き

この本を読んで、商品先物取引についての自分の考えが変わった。 今まで商品先物取引だけは、人間の生活にもろ関わることなので、規制した方がよいと思っていた。投機による価格暴騰で食えなくなる人が出るのは、どう考えても間違っている。しかし堺屋さんの…

凄い時代

久々の更新です。 3連休ヒマだったので堺屋さんの本読みました。 いやー内容濃いですね。世界経済について産業革命の時代あたりまで遡って、現在に至った経緯を分りやすく解説してます。日本についても江戸時代から書かれています。弱小個人投資家としては…

apprenticeship in nursing home

I was ordered form my boss to serve my apprenticeship in nursing home.I thought it was a bother. I knew that the care of elders was very hard,because I had seen that my mother was caring for her father who was demented.I went to nursing ho…

I became feverish.

I felt feverish on the job last Wednesday, so I took my temperature after I returned home form work. It was 38.8℃. Next day, I saw a doctor. The doctor suspected my illness was flu,so he tested me for flu. The result was negative. That mad…

英語で日記

英語を勉強し始めて1年ちょっと。TOEICで800点を越えることができたが、ぜんぜん言いたいことが英語で言えない。英会話教室に通うのもお金がかかるので、毎日英語で日記を書けば、すこしは英語がスラスラとでてくるようになるかなー思ってやってみること…

NHK「沸騰都市」を見て2

今日は最終回で東京が舞台だった。 東京の地下があそこまで大胆に開発されているとは、気付かなかった。 こんな難工事ができるのは、多分日本だけだろう。 だいぶ前に放送したイスタンブールの時は、ポス歩ラス海峡のトンネルを日本の企業が請け負っているの…

NHK「沸騰都市」を見て

今日21時からNHKで放送された「沸騰都市」を見た。今回はシンガポールについてだった。 資源も水も食料もないシンガポールが生き残るためには、人材に頼るしかないということで、世界各地から優秀な人達を好待遇で集めて、今後成長が見込めそうなバイオ、…

マスコミは日本をよくしたいと思っているのだろうか?

今日の18時台の日本テレビ系列のニュースを晩飯悔いならが見ていたら、渡辺喜美氏が新しく政策集団を発足させたことについて放送していた。放送の内容は、粋がって自民党を飛び出したものの、その後誰も後に続く自民党議員が出ず、しかもその後渡辺氏が一生…

借金の底なしで知ったお金の味

著者の金森重樹という人は、今ではマーケティングの分野では有名な人らしいが、私は全然知らなかった。いくつかのブログで絶賛されていたので、本屋で手に取ってみた。最初パラパラとめくってみたときは、1600円出して買うほどでもないかな−と思っていったん…

さらばアメリカ

大前研一氏の新刊「さらばアメリカ」を読んだ。 題名からは大前研一氏がアメリカを見捨てたような感じが受けるが、英語の題名は「So long,America! until yoou come back to yourself」となっており、昔の他者に寛容だった時代のアメリカに戻ってくれ!とい…

問題の大きさを数値でとらえることの重要さ

日経BPに小宮一慶さんの「3つの数字から「景気」の落ち込みを探る」を読んでみて、改めて今回の景気後退の深刻さを理解した。http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090205/129990/?P=1 「製品在庫率指数」とか「稼働率指数」などの用語は、今まで新聞…

ユメタン

最近は読む方を中心に英語を勉強してきた。イギリスや米国の経済がどのようになっているのかが知りたくて、ファイナンシャルタイムズやウォールストリートジャーナルの面白そうな記事を読み、知らない単語を英辞郎で調べて、カードに書き写し、繰り返し見て…

経済学を勉強すると日本の停滞の原因がよく分る2(官僚による恐るべき搾取)

昨日は国民の貯蓄が国債の購入に回り、しいては無駄な補助金として浪費されていることを話した。経済を発展させ、さらなる豊かさを手に入れるためには、貯蓄をして、それを将来のために投資することが需要性だということを理解すると、日本の官僚が行ってい…

経済学を勉強すると日本の停滞の原因がよく分る

経済学の入門書を読むだけで、日本がバブル崩壊以降、豊かになった感じがしない理由がよく分る。 経済学によると、豊かになるためには、「生産性」を上げる必要がある。 そのためには、「投資」をしなくてはならない。投資先は、工場やオフィスの設備投資で…

労働市場を市場原理に任せよ!

私はズバリ言う! 「労働市場を市場原理に任せよ!」と。つまり、「正社員の首切りをもっと容易にせよ!」と。 この意見に多くの人が、安心して生活できない! 住宅が買えない! 雇用者有利だ! と反対するだろう。 しかし、よく考えてみて欲しい。安心した…

労働市場にも市場主義を持ち込んだ方がいいんじゃない?

私は労働市場にも市場主義を持ち込んだ方がいいと思っている。つまり、正社員の首切りをもっと容易にして、雇用に流動性を持たせた方がいいと思う。別に私が派遣社員だから言うわけではない。私も4月からは正社員として働き始める予定である。日本社会は「す…

市場原理主義はすばらしい?

今「規制緩和」という言葉が聞かれなくなった。自由競争にさせるとろくな事にならない、という意見が優勢になったからだ。金融の自由化のせいで今回の危機が起き、タクシーの規制緩和で運転手の労働条件が悪化した等、規制を緩和して市場原理に任せることに…

経済の勉強始めました!

この先人生、経済学をしらないと損すると思って、「マンキュー 入門経済学」という本を3,200円出して買ってきて勉強している。第1章は「経済学の10大原則」。この章を勉強し終わった段階で、経済勉強し始めてよかったと思った。トップバッターは「トレードオ…

感染列島

最近「Chikirinの日記」というブログにはまっていて、そればっかり読んでいて、ブログをサボっていた。この人すごいよ! 世の中の出来事を題材にして書いているんだけど、分析が的確で、かつ切り口がすごく面白い。大前研一並の分析力を持っている。新聞読む…

ロシア・ショック

今日、ロシアがウクライナにガスの供給をストップした、とのニュースを見た。そしてロシアはこの冬まっただ中に天然ガスの供給を止めるとは、なんというひどい国だ、と最初は思った。しかし、たまたま立ち寄った本屋で下記の本を読んで、自分の考えが間違っ…