感染列島

最近「Chikirinの日記」というブログにはまっていて、そればっかり読んでいて、ブログをサボっていた。

この人すごいよ! 世の中の出来事を題材にして書いているんだけど、分析が的確で、かつ切り口がすごく面白い。大前研一並の分析力を持っている。新聞読むよりこの人のブログ読んだ方が、正確に世の中を理解することができると思えるぐらいすごい。

最近のマスコミはダメだね。今日のNHKの7時のニュースはすごかった。東京のどっかの区の小中学校の給食時間を5分延長したことについて、5分間ぐらい時間かけてやっていた。イギリスが傾きかけているほど世界経済の悪化が進んでいるのに、そんなん7時のニュースでやる必要あるの?

話は変わって、今日は映画が男性1,000円の日なので「感染列島」を見に行った。正直な感想は「妻夫木君強調しすぎじゃない?」という感じ。

だいたい殺人ウイルスが蔓延して大混乱している東京都の病院の医師(妻夫木君)が、アジアとか長野とかに行っていいの?

私の理想としては、現場で治療を行う医師と看護師、総合的な指揮を執る厚労省の職員、ウイルスの感染経路を特定するWHOの職員、患者を抱えた家族などキーマンを何人かおいて、それぞれをもっと濃く映した方が、全体的なバランスが取れたのではないか?

題材が鳥インフルエンザ蔓延の危機がささやかれている現在にマッチしていて、実際に日本で起きたときのイメージ作りになると思って見に行ったのだが、なんか妻夫木君が表にでてき過ぎて、リアリティが感じられなかった。

残念。

でもとりあえずマスクを買って、食料の備蓄をしようと堅く心に誓った。