2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

明日から派遣社員

明日から某派遣会社の社員として、働きにでる。8ヶ月ぶりの労働なので、体力がもつか心配だ。日記の名前も無職から、晴れて派遣社員に変更。通勤に1時間以上かかるので、通勤勉強道具として、アルクの1000時間ヒアリングマラソンを購入した(5万円なり)…

人間この信じやすきもの 6

みんな賛成してくれている?(過大視されやすい社会的承認)他人の意見を自分自身の行動の指針としたり、自分自身の信念の妥当性の確証としたりするための情報源として活用する能力には、本質的な問題点が内在している。 ◆総意誤認効果 ある種の信念や価値観…

人間この信じやすきもの 5

噂を信じる(人づての情報のもつゆがみ)人の、よい話をしたいという欲求が、いかに他人に伝える情報の正確さを歪めるかについて。 ◆「コミュニケーション行為を正当化する」という目標 ・伝えようとするメッセージがまず何をおいても聞き手の注意を喚起する…

ETFの信託報酬が安い理由

最近盛んに勧められているETF(上場投資信託)による分散投資だが、インデックス投信と比べて、なんで信託報酬があんなに安いのか不思議でだったので、今回東証のホームページで理由を調べてみた。(http://www.tse.or.jp/rules/etf/qa_1.html#que2)通常の…

人間この信じやすきもの 4

欲しいものが見えてしまう(動機によって歪められる信念)人々は自分の信じたいと望む事柄を、実際に信じてしまう傾向がある◆人間は自分自身について過大評価しがちである 原因 自尊心を保持していたいという心理的要求 他人の努力は自分自身の努力ほどよく…

人間この信じやすきもの 3

思い込みでものごとを見る(曖昧で一貫性のないデータのゆがんだ解釈) 人間は既有の信念に合致する情報は額面通り受け入れられやすく、反対に、信念に反する情報は批判的に吟味されたり、割り引いて扱われたりする。よって一度持たれた信念は、新たな情報が…

人間この信じやすきもの 2

わずかなことからすべてを決める(不完全で偏りのあるデータの誤解釈) ◆信念と合致する情報の過大評価 必要条件を満たす証拠を、いつのまにか十分条件を満たす証拠にすり替えてしまうために、ある信念が正しいことを保証する基準が甘くなり、間違った考えを…

ユーロが安い理由

米国よりもヨーロッパのほうが景気後退のダメージが少ないようなイメージがあったので、最近ユーロが120円切ったのを契機に20万円分のユーロMMFを購入した。しかし、今週の日経ビジネスによると、欧州の金融機関による発展途上国向けへの融資残高は3兆5…

人間この信じやすきもの1

この本は定価3,000円であるが、勝間さんに3万円の価値があると、言わしめた本である。人間の認知がいかに間違いやすいかが、多数の実験データをもとに書かれている。今後不確実な世の中を生きて行くにあたって、物事を正確に見る、ということは大変重要なこ…

9つの性格(まとめ)

「9つの性格」とはエニアグラムの事で、人間は9つの性格に分類できるという、2000年前から用いられてきた考え方で、米国では現在でも熱心に研究されおり、AT&Tなど大手企業の人事でも用いられている考え方。この本を読んで参考になったことは、各…

ナニワ金融道

最近、漫画喫茶でナニワ金融道を読んでいる。今まで真面目に働いてきた人が、ひょんな事からお金を借りることになり、最後には身ぐるみ剥がされてしまうまでの顛末が、えげつない絵とともに描かれている。要は何も分からない素人が、立て続けに来る返済のや…

ハッピーフライト

今日、映画「ハッピーフライト」を見た。大変面白かった。しかも、見終わった後になんかやる気が湧いてきた。一機の飛行機を飛ばすのに、パイロットやCAだけでなく、GAや整備士、管制官など、大勢の人が関わっており、みんな空の安全を守るために真剣で…

さあ才能に目覚めよう(感想)

本書を読んで自分のパラダイムシフトが起きたことは次のことである。 弱点を克服することは、失敗を回避する助けにしかならず、すぐれた成果を収める助けにはならない。 本書を読むまでは、自己研鑽というと、どうしても失敗を恐れるため、自分の欠点を直す…

東レの炭素繊維、自動車向けに

炭素繊維とは? →プラスチックを炭素繊維で強化したもの。鉄やアルミより軽く、強度は高い。世界販売量 →2015年には2007年の2.5倍に当たる8万8000トンになると見込まれている。東レのシェア →34%、世界首位東レは現在自動車における炭素繊維の適用場所と…

9つの性格

この本はエニアグラムのことを書いており、エニアグラムとは人間の性格は9つに分けられるという、2千年間イスラム社会で用いられていた考え方である。こう書くとうさんくさく思われるかもしれない。しかし、人の性格判断はあらゆるところで行われているが…

さあ、才能に目覚めよう

今まで「才能」と聞くと、一部の人だけが持っている飛び抜けた特殊な能力と思っていた。しかし、本書が定義する「才能」とは、「無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン」だそうだ。つまり、思考、感情、行動のくせである。よっって誰もが何らかの…

まぐれ(まとめ)

「まぐれ」の内容のまとめ著者は、確率に詳しいウォール街のトレーダーで、この本は、人間の物事に対する認識が、いかに不正確だということについての、エッセイである。世間では、こういうのを理解している人を「頭がいい人」と見なすだろう。とても有用な…

10月の経済統計(米国)

失業率 6.5%(前月比+0.4) 就業者数 −24万人 (9月−24万8千人(修正値) 8月−12万7千人(修正値)) ISM製造業指数 38.9 今持っている日本株の評価損は−828,000円。思い切ってここで損切りするかどうか悩むところだ。

逆説の10ヵ条

自分が正しいことをしようとすると、人から非難されることがある。そんなときは、そこから一歩を踏み出せるかが、成功するかしないかの分かれ目だ。そんな時に力を与えてくれるのが以下の「逆説の10カ条」。30年前に大学生だったケント・M・キースが高校…

すぐ消えるトレーダーの特徴

昨日紹介した「まぐれ」という本に、すぐ消えるトレーダーの特徴が載っていたので、記録しておく。・何らかの方法で得た信念の正確さを過大に評価している・自分のポジションと結婚する→いったん抱いた考えに忠誠をつくす ・シナリオを変える→自己否定するの…

まぐれ

自分がたまたま本屋でこの本を手にとって見ただけだったら、ぜったい買わない本だ。作者は(元?)トレーダーで、大学で(も)不確実性を教えている人だ。書いてある内容は、人間の物事に対する「捉え方」が、いかに不正確か、ということが、ウオール街のト…

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100

私は学生時代から、自己啓発書をたくさん読んできた。そして久しぶりに高校の同級生と酒を飲むたびに、さんざん話した後に「高校時代からぜんぜん変わってないね」といつも言われて、ショックを受けてきた。つまり、自分を変えようと、さんざん本にお金と時…

レッド・クリフ

今日レッド・クリフを見てきた。三国志の「赤壁の戦い」を描いたものである。メインの戦いはPART2に持ち越しなので、今回のPART1は最後の盛り上がりに欠けたが、まあ見応えのある映画だった。一応2時間30分集中して最後まで見ることができた。…

ヘッジファンドが与える影響

ヘッジファンドに関する記述が、今週の日経ビジネスと大前研一のブログに載っていたので、まとめておく。◆日経ビジネス(次の火薬庫はヘッジファンドp10〜) ・換金売り、11月に急増の懸念 ヘッジファンドの決算期が11〜12月に集中。これに併せて解約が相次…