逆説の10ヵ条

自分が正しいことをしようとすると、人から非難されることがある。そんなときは、そこから一歩を踏み出せるかが、成功するかしないかの分かれ目だ。そんな時に力を与えてくれるのが以下の「逆説の10カ条」。30年前に大学生だったケント・M・キースが高校生向けの小冊子に書いた言葉が、回りまわってマザー・テレサも引用し、いまだに世界中で愛されている格言だそうだ。成功しても人生を踏み外さないためは、必要な言葉な言葉だと思う。


逆説の10カ条
1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
 それでもなお、人を愛しなさい。

2.何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
 それでもなお、良いことをしなさい。

3.成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。
 それでもなお、成功しなさい。

4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
 それでもなお、良いことをしなさい。

5.正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
 それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。

6.最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。
 それでもなお、大きな考えをもちなさい。

7.人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。
 それでもなお、弱者のために戦いなさい。

8.何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
 それでもなお、築きあげなさい。

9.人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
 それでもなお、人を助けなさい。

10.世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
  それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。