レッド・クリフ

今日レッド・クリフを見てきた。三国志の「赤壁の戦い」を描いたものである。メインの戦いはPART2に持ち越しなので、今回のPART1は最後の盛り上がりに欠けたが、まあ見応えのある映画だった。一応2時間30分集中して最後まで見ることができた。映画の作りは立派なのでPART2が楽しみである。

金城武もよかった。さすがアジアのスターだ。彼は日本語・北京語・広東語・台湾語・英語が堪能らしい。それだけ語学が堪能なら、俳優にならなくても、きっとビジネスでも成功できただろう。

台湾育ちでお母さんが日本人である彼は、小さい時から、台湾語・日本語・英語(高校は台湾のアメリカンスクール)を使う環境に置かれたから、それだけしゃべれるのだろう。やはりなんやかんやいっても語学は小さいときが勝負だと思う。

語学だけができても仕方がないのだが、最近英語を勉強していて思うことは、語学を勉強するメリットは英語が使えるようになるだけでなく、困難な事に対応するときに感じる、めんどくささが軽減されることだと思う。

英語の勉強とは、膨大な単語を覚え、慣れない英文をたくさん読み込み、早口の英語をがまんして繰り返し聞き、しかもすぐに効果が出るわけでもなく、ひたすら我慢して勉強を続けなくてはならない。

要は英語の勉強は、修行と同じ効果があると思う。英語をしゃべれる人は、俺はこんな困難を乗り越えてきた、という自信とその達成感の気持ちよさを知っているから、難しい仕事を任されても、積極的に取り組むことができ、その結果、出世する人が多いのではないかと思う。(中には英語がしゃべれるということだけに安心して、そこから成長しない人もいるが)

あとは、勉強する習慣が身に付くのが大きい。社会人になってから英語を勉強するとなると、電車を待っている間とか、隙間時間を活用せざるおえないし、まとまった時間が取れると、非常にありがたく感じるようになる。そんな時間を有効活用しようとする習慣が英語を勉強することで身に付く。それに英文を読むことに慣れると、日本語の本を読むのが非常にたやすくなる。おかげで私は、少々難解な本を読むことも、あまり苦にならなくなった。

最後に、英語ができると、周りから、あの人は頭がいい、というイメージを持って貰えること。社会人にとって、このイメージが付くことのメリットは、計り知れない。仕事がやりやすくなる。

いずれにしても、英語を勉強することは、いろいろな意味で、自分の未来を切り開くのに、非常に役立つものだと思う。