ユメタン

最近は読む方を中心に英語を勉強してきた。

イギリスや米国の経済がどのようになっているのかが知りたくて、ファイナンシャルタイムズやウォールストリートジャーナルの面白そうな記事を読み、知らない単語を英辞郎で調べて、カードに書き写し、繰り返し見て覚える作業を繰り返した。

海外の経済誌を読んでいると、toyotasonyはもとより、hitachiとかpanasonicなどの赤字予想決算とリストラについても記事になっていて、これらの企業もワールドワイドに活躍してるんだな−と(当たり前か)、感心した。

だから派遣社員を正社員にせよ、とか内部保留がどうのこうのと言っても、通用しないことが分る。日本の企業が世界で活躍するようになると、世界に合わせていくしかないんだよね、結局。

そしてこれらを読んでいると、難しい単語ばかりカードになってたまるようになり、いい加減嫌になってきた。
なかなか覚えられないし・・・・

そこで「ユメタン」という単語帳を買ってきた。
この単語帳は、センター必須単語1000語を確実にマスター(英作文でも使えこなせるように)することをコンセプトとしたもので、あの名門灘高校の英語の先生が授業で使用していたのを、このたびアルクが書籍化した。

載っている単語は見れば意味が分るものがほとんどである。なぜこの本を買ったかというと、日本語→英語がすばやくできるようにと、構成されているからである。

付属のCDは、一つ一つの単語につき、日本語→英語の順に収録されているので、日本語を言われた瞬間に英語で答えるという訓練ができるようになっている。

スピーキングができるようになるためには、いかに易しい単語で英文を作り上げられるかが勝負なので、この単語帳の構成はとてもありがたい。

この単語帳は、100語を1UNITとしている。これを付属のCDでは5分くらいで訓練できるようになっているので、何回も繰り返すことができ、集中して覚えられる。

また1つの単語につき例文が2つのっているのだが、この例文が短くて、自然でスピーキングで使えそうなものばかりなので、覚えるモチベーションが非常に湧く。もちろん例文も日本語→英語の訓練ができるような構成になっている(例文は一番目のものだけCDには入っている)。

今日買ったばかりで、まだ最初の100語しかやってないが、最後まで続けられそうな単語帳である。