ロジカンシンキング 第一章

ロジカル・シンキング (Best solution)

ロジカル・シンキング (Best solution)

 
第一章 相手に伝えるということ
★まとめ
 ・テーマ、結論、根拠、相手に期待すること、をはっきりさせる。
 ・あいまいな部分は残さない
 ・根拠は、事実に基づくのか、自分の判断・仮説に基づくのか、はっきりさせる


◆相手に伝えるべきメッセージとは
 ・課題(テーマ)が明快
 ・必要な要素を満たした答え
   結論→根拠(→方法)
   根拠には2種類ある→・客観的な事実としての根拠   ・判断、仮説としての根拠
 ・相手に期待する反応
   ①相手に理解してもらう
   ②相手に意見や助言、判断をフィードバックしてもらう
   ③相手に行動してもらう◆結論が伝わらない時
 ・結論は課題の答えの要約(自分の言いたいことの要約ではない)
 ・付帯条件(状況に応じて、場合によっては)は同床異夢の温床
  付帯条件を具体的に説明してから、話を進める(EX 売り上げが10%アップしてから)

◆根拠が伝わらない時
 ・Aが必要だ。なぜならAがないからだ。では相手が納得しない。
 →根拠にならない
 →なぜAが必要なのかをきちんと説明する

 ・「それは事実ですか?それともあなたの判断、仮説ですか?」と思わせた途端に、信憑性は半減する。
 →「客観的な事実としての根拠判断」か「仮説としての根拠」をはっきりさせる。

 ・前提条件や判断基準を当たり前と思っていないか?

◆方法が伝わらないときの2つの落とし穴(具体性を欠く典型的なパターン)
 ・他の会社、10年前でも通用するような公理では人は動かない。
 ・修飾語で物事が具体的になることはない。
   なぜ?どうして?を繰り返す
   自分がその実施者の立場だったら、何を知っていれば具体的に動けるのか? 

◆感度のよい受け手になるために
 文章を受け取ったら、その文章の「目的」と「自分に期待する反応」をまず把握する。

◆ビジネスメールを出すときの注意
 相手に期待する反応を明記すること