9月3日の主な経済記事

危機感の薄い“ボンヤリ投資家”が急増中!9月は再び、欧州発の急落に備えよ!(ZAI ON LINE)
http://diamond.jp/articles/-/24204

【今回のまとめ】
1.このところの米国市場は小動き
2.相場が静かなので投資家は慢心している
3.欧州危機は一見すると鎮静化したように見える
4.市場は既にECBによるスペイン国債買い支えを織り込んでしまっている
5.予定表には難関がずらりと並んでいる

 スペインでは、10月末に200億ユーロにのぼる国債の償還が控えています。すでにマリオ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は、スペイン、イタリア国債を購入することをほのめかしているので、9月6日の政策金利会合と記者会見でその具体的な方法に関する言及がなければ、市場が落胆することも考えられます。
 9月12日(水)も2つの面で重要な日です。1つはドイツの憲法裁判所が欧州安定メカニズム(ESM)が合憲であるかどうかの判断を示す日だからです。
 9月12日のもう1つのイベントは、オランダの第二院(下院)選挙です。最近の投票意向調査では、EUによる南欧諸国救済に対して批判的な立場を取っている社会党が大幅に躍進すると見られています。