生命保険の手数料

最近生命保険の原価が公表されて、話題となっている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20081208-00000001-diamond-bus_all

30歳男性の死亡保険金3000万円の定期保険(期間10年)に支払う年間の保険料は、ライフネットが約4万円(純保険料約3万円と付加保険料約1万円)で、ある大手生保は約8万円。その差は2倍だが、付加保険料で比べれば、差は5倍に広がる。

4万円と8万円の違いは、純保険料(保険金の支払いに用いられる分)は両社とも同額なので、ネット生保より大手生保のほうが、手数料を4万円も多く取っていることになる。

金融商品は手数料に注意せよ、というのが常套句だが、ここまで大きいと唖然としてしまう。30年生命保険に入ったとしたら、120万円も余分に払う事になる。

生命保険は、付き合いとか義理で入ることもある。だが、一生分払う保険料を計算すると、一般庶民では、生命保険が人生で住宅に次ぐ、大きな買い物である。安易に決めないで、一生懸命検討する必要がある。

しかし、この時期に、こんなことが公開されたら、潰れる生保も出てくるのでは?