「起きていることはすべて正しい」という考え方について

先週から派遣社員として働いているが、私がまだ仕事に慣れていないにもかかわらず、私を指導監督する正社員の人の指示が大雑把で、イライラすることが多い。

仕事内容は、製薬会社で薬剤分析をすることなのだが、明日この検査をしてもらうから、と簡単なやり方が書いてある紙を渡されるだけで、何の説明もない。当然私はこの検査をやったことがないので、何をどう準備すればいいかさっぱり分からない。

今までの私だったら腹を立てて、向こうが何か言ってくるまで黙っているのだが、勝間さんがよく言っている「起きていることはすべて正しい」という考えかたを思い出して、この状況をよくするためにはどうすればいいか? と前向きに考えるようにしている。

そしてあまりその正社員の人と距離があまり開かないように、適度に報連相をしてコミュニケーションをとっている。そうすると相手もだんだん親切になって、教え方がだんだん丁寧になってきた。

自分が正社員の立場で、先輩からそのような態度をとられるのと、派遣の立場でそのような態度をとられるのでは、自分が受ける感じは全然異なる。

派遣の立場から見ると、バカにされている感じをもろに受ける。しかし、たとえこんな状況に置かれても、そこで腐ってしまっては自分が損である。

そして今回、自分の置かれた状況を、前向きに対処して多少なりとも改善することができたので、非常に気分がいい。これはクセになりそうだ。