2008年7―9月期の実質国内総生産(GDP)の速報値(米国)

2008年7―9月期の実質国内総生産(GDP)の速報値:季節調整済みの年率換算で前期比0.3%減市場予測の平均(マイナス0.5%)をやや上回る

個人消費:3.1%減(1991年7―9月期以来17年ぶりにマイナス成長)
民間投資:1.9%減
住宅投資:19.1%減(11期連続の減少)

7―9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率はマイナス0.3%で、昨年10―12月期のマイナス0.2%と数字は似通う。しかし内容は全く異なる。昨年10―12月期の落ち込みの主因は住宅投資の不振だったのに対し、7―9月期は住宅だけでなく個人消費、設備投資も減少した。


個人消費の落ち込みがどこまで悪化するか?