米国経済の復活のカギ

なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか―信用バブルという怪物

なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか―信用バブルという怪物

今日この本を、本屋で立ち読みした。日本発売(今年の7月)にあたっての「はじめに」のところで、今後の米国経済の復活の鍵は「流動性の低下」か「借金返済能力の低下」のどちらかを解消することだと書かれていた。「流動性の低下」は政府のがんばりで、なんとかなりそうだけど、「借金返済能力の低下」の解決は、米国の負債は膨大そうだから、大変だ。多くの人が予想するように、本当に1〜2年で米国経済は回復するのだろうか?
 あと最後の訳者解説で、今回のことで日本国内の金融の規制を、過度に強化することは、社会の発展を阻害することにもつながる、と書かれていた。最近の日本は、行き過ぎた規制が目立つので、そのことを懸念しているのだろう。政治家も官僚も、日本のために最善の策を考えて欲しい。マスコミもホテルのバーがどうのこうのと、この大事なときに、くだらない突っ込みを入れてないで、もっと他に大切な事があるだろうと言いたい。