後期高齢者医療制度はそんなに負担になるのか?

野党が「後期高齢者医療制度を廃止せよ」と言うときに、いつも違和感を感じる。後期高齢者医療制度はお年寄りにとって、そんなに負担なのか?と思ったので調べてみた。

今年4月の厚労省の調べだと、月額3,864〜7,729円(全国平均6,000円)で、2ヶ月ごとに徴収されるから、多い人だと1回の徴収で15,000円くらい取られる。夫婦だと3万円。国民年金だけの人だと辛いかも。

でも生活が本当に苦しい人には当然免除や減額をしてあげるべきだが、老人にはお金を持っている人も多い。なんとか、廃止にせず上手く調整してやってもらいたいものである。

今度の解散総選挙をにらんで、与党と野党の対立が激しくなっているが、論じている内容の視野が狭いような気がする。

今の経済状態では目先のことも大切だが、もっと長期的な視野になった議論もして欲しい。日本総合研究所寺島実郎も今朝の番組で、日本は色々な面で実力があるのだから、それらをもっと生かす努力をすれば、将来を悲観する必要はないと言っていた。

このような議論を政治家たちにどんどんしてもらいたいものである。目先のしかも負担がどうのこうのという問題ばかりを聞いていると、気分が暗くなる。

日本にもオバマ氏のような、スピーチが上手くて、将来に希望をもたらしてくれるような政治家が出てこないかな?

今日の賢く生きるための言葉
将来に向けて、人生の目標を立てよう