日本が抱えているリスク

日本が抱えているリスクは以下のものが上げられる(「サブプライム後の新資産運用」より)


(1)日本経済がマイナス成長に陥るリスク
・国内の労働人口の減少→個人消費の規模減少→GDPの減少→賃金の減少→税収の減少→増税
高齢化社会社会保障費の増大→増税
ワーキングプアの増大→貧困層の拡大→生活保護費の増大かつ税収の減少→増税
そして増税によるさらなる個人消費の低下→GDPの減少→賃金の減少→税収の減少→増税
と負のスパイラルに陥る。


(2)地震のリスク
もし東京または東海地方が地震で壊滅的な被害を受けたら
→世界の金融市場での「日本売り」→円の大暴落→スーパーインフレ


(3)国家が破産するリスク
(1)の状況の時に、(2)が生じれば、日本が国家破産する可能性あるかも?


ちなみに、ロシアが1998年8月に財政破綻したときは、ルーブルが徐々に下落し、3年後には対ドルに対して、6分の1になった。それに伴って、物価が上昇し、破綻して1年後は1.8倍、3年後は3倍、そして10年後は6倍と徐々に上昇した。また、預金封鎖も行われ、銀行からの預金の引き出しができなくなった。

そしてロシアが復活できたのは、原油価格が上昇したためで、資源のない日本が破綻したら、何をきっかけに復活できるのだろうか?

ちなみに今、大前研一のをはじめ、多くのブログで韓国が財政破綻するのでは?とささやかれている。
http://www.ohmae.biz/koblog/viewpoint/1183.php