7月25日の主な経済ニュース

6月米新築住宅販売は5カ月ぶり低水準、市場回復鈍化示唆(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE86O01820120725
米商務省が発表した6月の新築1戸建て住宅販売は前月比で8.4%減少し、5カ月ぶり低水準の年率35万件だった。減少率は2011年2月以来の大きさだった。5月の販売戸数は38万2000件と、前回発表(36万9000件)から上方修正された。6月の販売価格中央値は前年同月から3.2%低下した。

キャタピラーの決算カンファレンス・コールから知る中国の建機市場の状況
http://markethack.net/archives/51832310.html

1.中国の建機市場は極めて弱い状態が続いている
2.いまのところ改善の兆しは見えていない
3.在庫も積み上がってしまっている
4.前年比較は今後少し改善すると思われる(=去年後半からスローダウンしたため)
5.ディーラーは在庫の圧縮に努めている
6.その影響で出荷のペースは鈍った
7.すでに工場は減産した
8.第3四半期にかけてさらに減産する
9.中国から海外への輸出を増やす
10.在庫調整には少なくともあと2四半期は必要

第2四半期の英GDP速報値は予想超えるマイナス成長
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE86O05S20120725
英国立統計局(ONS)が25日に発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値は実質ベースで前期比0.7%減、前年比0.8%減となった。3四半期連続でマイナス成長に陥ったことで、英経済が金融危機以来2度目のリセッション(景気後退)から脱却できていないことが明らかになった。

FRB、新たな緩和措置に傾く−月末か9月のFOMC会合で決定か
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/node_483299?mod=WSJWhatsNews
最近、失望を誘う経済ニュースが続出する中で、FRB内では、いつ、どのような行動に出るべきかという問題についての議論が熱を帯びてきた。今月31日と来月1日に開催されるFOMC会合の場で新たな緩和措置を打ち出す可能性もある。ただし、9月のFOMC会合まで先送りし、さらに経済成長と雇用のペースに関する情報を集めたあと決断するかもしれない。