各国の7月製造業購買担当者指数速報値

中国、ドイツ、ユーロ圏の購買担当者指数
http://markethack.net/archives/51832121.html
(マーケットHACKより引用)

ドイツ7月製造業購買担当者指数速報値は予想45.1に対し結果は43.3と大幅に悪くなっている。
ユーロ安だけではこれ以上輸出は伸びないということだろう。

中国7月製造業購買担当者指数は49.5で、先月の48.2から改善。9ヶ月連続で50%割れだが、ヨーロッパのこの状況の中での上昇は、中国政府の緩和によるものか。

米国は51.83で1年7ヶ月ぶりの低水準とのこと(6月は52.47)。ドル高による輸出減が原因だ。


以上の経済指標とスペインの金融不安の高まりが相成って、7月24日ユーロと米国の株価は大幅下落。
おまけに市場終了後に発表されたAPPLEのカンファレンスコールも悪かった。原因はiPhoneの売り上げが悪く、秋のiPhone5発売に対する買い控えが原因のようだが、これが25日の市場にどう影響するのか? 7月31日〜8月1日のFOMCでQE3が発表されるまで、米市場は低迷すると予想する。

当面は中国市場に注目。中国が転ければ、日本は更に転けるので、中国にがんばってもらいたい。