今週の見通し(15〜19日)

日本
・景況感や企業業績の改善期待を支えに小じっかりとした値動きとなりそうだ。
・金融政策に関連する日米の会合が市場の想定通りの内容になれば、日経平均株価が今年1月の
 昨年来高値(1万 0982円)に迫る場面も予想される。
・ただ短期的な戻りの速さへの警戒感もあり、一本調子の上昇は考えにくい。

 日経平均は週間ベースで5週連続の上昇
 日銀が16〜17日の金融政策決定会合で追加の金融緩和策を示唆するかが最大の焦点
 事前報道を受け市場では追加緩和策への期待が高まり、円高が一服し株価も上げた。その反動で「何もなければ失 望感から円相場が再び上昇し、株価の重荷になる」
 足元では外国人投資家の買い意欲が戻ってきている。
 ただ国内機関投資家は3月期末を前に売買を手控えそうで、相場全体では薄商いが続きそう。
 一部のテクニカル指標には急ピッチの上昇に警戒信号がともり、上値追いには「商いの回復が必要」との見方が多 い。


アメリ
・上値思い展開か?
・米景気の先行き不透明感がぬぐえない。
  3月の消費者態度指数(速報値、ミシガン大調べ)は予想外の前月比低下。
  2月の雇用減は予想より小幅だったが、企業のリストラ姿勢が続いていることもあり、今後の雇用環境を厳しく  みるムードも残っている。
・株価の割高感も一部では指摘されており、利益確定売りが出やすい。
・16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)も株価に大きな影響を与える可能性がある。
  FOMCについてはゼロ金利政策は維持されるとみられているものの、これまで「相当の期間」となってきた同  政策の継続期間を巡る表現に変更があるかもしれないとの観測も浮上している。


感想
・しばらくは日本株狙いで行くべし。
・円安傾向が続けば、1万1,000円を超えるだろう。ただし、アメリカの相場がもたつけば、再び円高に振れるので  は?
・よって、一本調子では上がらないので、下がったらちょこちょこ押し目買いで攻めるべきか?(自信ない)