TOEIC半年で800点、到達までの道のり(TOEIC対策1)

英語の基本文法と単語を覚えたら、次はTOEICに向けての勉強に入った。まず以下の単語帳を用いて、語彙を増やすことにした。

TOEICテスト初挑戦のための英単語と英熟語―出題頻度順英単語1127と英熟語322

TOEICテスト初挑戦のための英単語と英熟語―出題頻度順英単語1127と英熟語322

この単語帳はキクタンのワンステップアップバージョンという感じだ。シンプルな構成で、一つの単語に意味が一つしか書かれていない。例文も簡単で覚えやすい。覚えることが少ない方が覚えやすいので、シンプルなほうがよい。値段は2,000円と高めであるがお勧めである。掲載数は英単語1127と英熟語322である。

単語を覚えてばかりだとつまらないので、英文も平行して読むことにした。

新TOEIC TESTリーディングスピードマスター

新TOEIC TESTリーディングスピードマスター

この参考書の特徴は、テクニック編とスタイル編に分かれていて、テクニック編ではPART7の長文読解を短時間で解くための方法が紹介されている。スタイル編ではメール、広告、案内、記事といった文章のスタイルごとに問題がまとめられおり、各スタイルごとに解答方法のポイントが記載されている。TOEICの問題は出題パターンが決まっているので、この問題集のようにまとめてくれていると、とてもありがたい。

PART5の文法問題に対しては、次の問題集を使用した。

TOEIC TESTリーディングの鉄則

TOEIC TESTリーディングの鉄則

この問題集の前半部分は、文法問題の押さえておくべきツボが簡潔にまとめられている。TOEICで問われる文法はこれだけだ。とりあえずこれだけ押さえておけば十分である。ひとつ欠点なのは、特定の動詞では目的語に動名詞だけをとるもの、不定詞だけをとるものがあるが、それが十分に記載されていないことである。私は以下の参考書も補助として使った。後半の長文問題は今の段階では難しい。今はやらなくて良い。
新TOEICテスト 英文法をはじめからていねいに (東進ブックス)

新TOEICテスト 英文法をはじめからていねいに (東進ブックス)

今回紹介した参考書以外にも、いろいろ手を出してみが、今振り返ってみると上記3冊以外の物は無駄であった。1ヶ月遠回りした。一番無駄だったのは大学受験向けの文法問題集である。TOEICに大学受験レベルの文法は必要ない。大学受験では仮定法に関してもたくさんの言い回しがあるが、TOEICではほんの一部しか出題されない。要はこれだけ使えれば、日常的な
英語を使うのに支障が出ない、ということだろう。日本の高校では、使用頻度が低い上に、複雑なことを覚えさせるから、みんな英語が嫌いになるし、英語が使えるようにならないのである。

最後にリスニングは、英文がある程度スラスラ読めないと、聞いても意味が取れないので、まだ取り組む必要はないと思う。