TOEICリスニング上級者にもってこいの教材

村上式シンプル英語勉強法によると、リスニング力を向上させるには、意味が分らなくても、スピードが速くて、難しめの教材を何回も聞くべじ、とされている。

この勉強法にぴったりの教材を見つけた。しかも、無料で誰でも聞ける。それは、アメリカのメロン大学で行われたランディ・パウシュ氏の「最後の授業」のYouTubeである。
http://jp.youtube.com/watch?v=ji5_MqicxSo

この映像はすごい評判で、大前研一氏も週刊誌で絶賛していた。講義中爆笑だらけで、とても余命数ヶ月と宣告された人とは思えない、とても明るい授業だ。そして内容は「子供時代からの夢をかなるために」がテーマで、書籍化され全米はもとより世界中でベストセラーになっている。大前氏によると世界中のエリートビジネスマンたちの間でも評判になっているらしい。アルファブロガー小飼弾さんも絶賛している。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51067424.html

英語の勉強に関して言えば、とにかく喋りが速い。単語を追うのが精一杯で、TOEICのリスニング400点レベルでも、とても意味はつかめない。アメリカ人の日常会話がこのスピードで行われていることにとても驚いた。

私はTOEIC練習模試の中でも、発音のスピードが速いと言われている、キム・デギュンの模試を使ってリスニングの練習している。この模試をやった後、公式問題集をやると遅く感じるので、効果が高い。

キム模試もそろそろ飽きてきたので、何かいい教材がないかな?と探していたところに、ランディさんのYouTubeを見つけた。これを聞くとキム模試がとても遅く感じる。リスニングの練習にはもってこいだ。

時間も1時間20分くらいあるので、当分飽きないだろう。内容は本屋に行けば、この授業の本があるので、それを立ち読みしてあらすじを掴んでから聞いている。内容は分りやすいので、原書でも意味が取れそうだ。そのうちアマゾンで購入する予定である。

ちなみにこの先生は、宣告通り今年の夏前に亡くなったそうだ。自分もこの先生のように最後まで悔いの残らない人生を歩めるだろうか?