「夢をかなえるゾウ」から学んだこと

自己啓発本「夢をかなえるゾウ」は相変わらず売れている。テレビドラマ化されてから、再びアマゾンのベストセラーランキングで上位にランクインされている。

小栗旬が出ていた2時間ドラマのほうは、イマイチぱっとしなかった。本を読み終えた時の感動をドラマから得ることはできなかった。深夜の水川あさみ主演のドラマのほうが面白そうだ。

私はこの本を読んで、一番心に残ったガネーシャの教えは、
               「お金は人を喜ばすことでもらうもの」          

ということだ。

今までの仕事に対する自分の心構えは、自己の成長を主眼においていた。しかし、実際にはずっと自分が成長できる仕事に就けるとは限らない。よってこの考えではいずれ行き詰まる時がくる。

新入社員のうちは何事も勉強だと思って、与えられた仕事を一生懸命するが、入社して6年ぐらいたち、仕事に慣れてくると、だんだん仕事に対する謙虚さがなくなってきてしまう。

人によっては、仕事をえり好みするようになり、職場で浮いた存在になる人も出てくる。そういう人が転職することも多いから、30代になると採用されづらくなるのだろう。

転職先で上手くやるコツは、まさしく上記の言葉ではないか?お客のため、上司のために働らくことである。

そして自分のやりたいこと、かつ、多くの人を喜ばすことができるもの、を見つけられた人が社会で成功する。