不景気と勉強

最近、株価が急落して、経済の先行きに対する不安が増大している。
次に世界経済を牽引するのは中国、インドと言われているが、生活経済ジャーナリストの柏木里佳さんのブログによると、中国の内需が拡大するにはまだ時間が掛かるらしい。(柏木さんのブログの経済に関するコメントは、端的かつ的を得ているので分りやすいです。)
http://rkashiwagi.blog20.fc2.com/blog-entry-305.html

中国の個人消費の割合は、まだGDPの半分にも満たないらしい(先進国は7割)。中国人はすごく購買意欲が旺盛だというイメージがあったが、そんな人はごく一部で、大部分の人は先進国の高価な商品を買う余裕はないみたいだ。

そうなるとしばらく景気低迷が続くことになり、質素な生活を強いられるのだろう。お金を使わずに時間を有意義に使う方法は、勉強することである。本代だけしか掛からない。しかもインターネットのおかげで良書を簡単に見つけることができ、都会の大きな本屋に行かなくても手に入る。

そして勉強は自己に対する投資行為なので、いつかはお金として帰ってくる(ことを願っている)。

アメリカではポジティブサイコロジーという学問がはやっているらしい。内容は「幸せになる方法を研究する学問」で、2006年にはハーバード大学で一番受講生が多かった授業だそうだ。

そのハーバードの教授が書いた本によると、人間が一番充実している時間は、「意義と喜びの同時体験」をしている時とされている。つまり人の役に立つとか、将来のためになることで、かつやっていて楽しいもの、をしているときが一番幸せな時だそうだ。

勉強も慣れないうちは大変だが、慣れてくると苦にならない。将来なりたい自分を目指して、勉強するのも立派な「意義と喜びの同時体験」である。

ただ勉強で辛いのは、ある程度レベルが上がって、天井にぶち当たったときである。ここをブレークスルーするには結構しんどい。(先月のTOEICテストに向けて結構がんばった。なんとか最高点を更新して欲しい)

これから景気低迷でいろいろ辛いことが起こると思うが、あきらめずにがんばろうと思う。

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