新幹線から感じる日本の技術力

私は東海道新幹線のそば(約50m)に住んでいる。無職でほとんど家にいるので、一日中、新幹線が通るたびに騒音と振動を感じている(ただし苦痛を感じるほどうるさくない)。

現在は、3種類の車両が走っているが、N700系が通ったときは、N700系だと分かる。なぜなら騒音が他の車両より静かだし、振動も少ない。

スピードも速くなって、騒音も静かで、振動も少ない。電力消費量も少ないそうだ。減速するときはそのエネルギーを電力に変えて、送電線に戻して他の列車に使用してもらっているらしい。日本の技術力に感心する。

話は、ちょっと飛ぶが、今までの世界経済は、アメリカの金融を中心として回っていた。金融は社会をよくするために必要だが、経済の主役になってはいけないと思う。金融経済のおかげで、原油が上がり、食料が上がり、世界中の人々が困っている。主役になるべきものは、農業とか生活に必要な物を作る工業など、人間が生きていくために必要な物がなるべきだ。

今までは金融業に従事している人が厚遇され、製造業の技術屋が冷遇されていたが、資源の枯渇がだんだん現実的になってきた現在、そろそろ逆転するときが来るのではないか?N700系に代表される日本の技術力が世界から再び注目される日が来るかも。