将来都会で暮らす?それとも地方?

転職活動をしていると、今後どのようなライフスタイルを送るのか考えさせられる。
都会で暮らすか? OR 地方で暮らすか?

東京の求人を見ていると、住宅手当が付いていないものが多い。家賃が高い東京、住宅手当なしでやっていけるのだろうか?

それなら給料安くても家賃が安い地方のほうがいい暮らしができそうな気がする。まあ、各個人が人生で何を求めるかで異なると思うけど。

私は昨年度まで南九州にいたが、南九州はよかった。人がいい。他人をすぐ受け入れる。食べ物もうまい。海がきれい。掛け流しの温泉がすぐ近くにある。人が少ない。きれいな海岸を独り占めしたことが何度もあった。インターネットのおかげでほしい物・情報はたいがい手に入る。

ここが地元だとどんなによかったかと思う。しかし、仕事がない。だから地元の若者は都会へ出ざる終えない。都会に嫌気がさして、帰ってきた人は非正社員で働くか、女の人ならスナックか。なかなか世の中うまく行かない。

この状況を打破するためには、農業への企業の参入を認めるべきだと思う。そうすれば雇用が生まれる。

南九州へ行って思ったのは、肉類・野菜類(トマトは除く)などとても美味しい。でも価格が安くて、農家の利幅は非常に少ない。とんとん、もしくは赤字のケースも結構ある。特に今は肥料などの農業資材も大幅に値上がりしているから、とても大変だと思われる。スーパーで売られている値段の約2割が農家の取り分だそうだ。

突破口はマーケティング力をつけて、輸出も視野に入れてどうすれば高く売れるか工夫するしかない。それには経営戦略を描ける人を中心としたチームで対処するしかないだろう。

地方を助けるためには、だれも使わない高速道路を造るよりも、農業を活性化させたほうがよっぽどいいと思う。食料自給率のアップにもつながる。ただ、急に農業構造を変えるとついて行けない人がたくさん出ると思われる。問題はその人たちをどうするかだ。