映画「INTO THE WILD」を観て

今日は月曜日で、男性1,000円の日なので映画「INTO THE WILD」を観てきた。今年見た中では一番よかった。


この映画のあらすじは他のブログに任せるが、要は「孤独」をテーマにした映画である。観た後の感想は、人生一番楽しいのは人と繋がっているときだと、改めて思わせてくれた。


この映画がすばらしいのは、観る人の置かれている状況によって、いろんな見方ができるというところだと思う。私は観ていて、途中で涙が出た。


人間が働く意義は、生活するためのお金を稼ぐことが一番だけど、この映画を観て、仕事を通して人と繋がることも大事だと気がついた。精神的に豊かな人生を送るためには、自分に関わる人すべてを大事にすることだと改めて思った。無職の今、そのことを強く感じる。


多分この先日本の大部分の人は、自分の親の世代のような給料は貰えないだろう。質素な生活を強いられると思う。家族旅行もそう行けないかもしれない。定年退職しても十分な退職金と年金を貰えず、生きていくだけで大変かもしれない。そんな時は、学生時代のようにみんなで持ち寄って楽しく飲み食いするのが一番の楽しみになるのだろう。


日本は豊かになりすぎて、逆に孤独を感じる人が増えた。秋葉原の事件も、犯人は孤独ではなかったら、あんな事件は起こさなかったのだろう。現在の日本は、「自分にとっての幸せな人生」を各自考えるときにあるのかもしれない。