無職になって変わったこと

無職になって当然使うお金の量が減った。在職中は街に出たら何か買わないと損という感じがして、服とか本とかケーキとか必ず買って帰った。退職して引っ越しするときに、引っ越し費用を少なくするために多くの荷物を捨てた。少ししか使ってない物もたくさんあった。おなかにも多くの脂肪がついていた。


現在、ほとんど物は買わない。おかげで部屋がとてもすっきりして気分がいい。本も本当に読みたい本だけを厳選して買うようになった。本も今までは一度に何冊も買っていたので、ほとんどの本が1回読んで終わりで、あまり頭に残っていなかった。今は厳選した1冊の本をじっくり味合うようになって、内容が身につくようになった(と思われる)。ガソリンが高いので、移動はもっぱら自転車になり、おなかの脂肪も減った。


物が少なくなって、精神的なイライラが少なくなったように思う。物を取り出しやすくなったし、しまいやすくなった。見つからなくて探し回ることも少なくなった。引っ越しの時に必要な物だけしか持ってこなかったので、今ある一つ一つの物に愛着があり、とても大事に使うようになった。


浪費はお金も減るし、部屋が物で溢れてごちゃごちゃするし、あまりいいことないなと思う。ミリオネア・メンタリティーの本を書いている本田健も、お金持ちの家は物が少なくてすっきりしていると言っていた。物が多くごちゃごちゃしていると、それにエネルギーを吸い取られるらしい。今、そのことがとてもよく分かる。


無職になって、またひとつ勉強した。