H248月15日の経済ニュース

米ホーム・デポ5─7月期は予想上回る増益、利益見通し引き上げ(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE87D00920120814

通期見通しについては、4.6%の増収とする従来予想を維持。1株利益予想は2.95ドルとし、従来予想の2.90ドルから引き上げた。

7月米小売売上高増加、成長加速を示唆(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE87D00K20120814?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0

米商務省が発表した7月の小売売上高は前月比0.8%増と、4カ月ぶりに増加に転じた。自動車や電気製品など幅広い分野で需要が拡大し、第3・四半期に消費主導で成長が加速する可能性を示唆した。増加幅は2月以来の大きさとなり、ロイターがまとめたアナリスト予想の0.3%増を大きく上回った。市場では、第2・四半期の景気減速が一時的なものにとどまるとの見方も広がった。

7月の米PPI総合は+0.3%、5カ月ぶり大幅な伸び(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE87D00T20120814

労働省が14日発表した7月の卸売物価指数(PPI)は、総合指数(季節調整済み)が前月比0.3%上昇と市場予想の0.2%上昇を上回った。消費財の上昇に押し上げられ、5カ月ぶりの大幅な伸びとなった。一方、エネルギー価格は下落し、インフレ圧力を抑制していることが示された。

第2四半期のユーロ圏GDPは前期比0.2%減、ドイツはプラス(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE87D00I20120814

欧州連合(EU)統計局が14日発表した第2・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)伸び率速報値は前期比マイナス0.2%、前年比マイナス0.4%となり、共に市場予想と一致した。

ドイツのGDP伸び率は前期比プラス0.3%となり、予想のプラス0.2%を若干上回った。ただ、景気の先行きを占う景気期待指数は悪化。欧州経済センター(ZEW)が発表した8月の独景気期待指数はマイナス25.5と4カ月連続で悪化し、予想の下限も下回った。

エコノミストの間では、ユーロ圏債務危機に対し断固とした措置がとられなければ、ユーロ圏で最大の経済規模を持つドイツの経済も近い将来に失速するとの見方が出ている。

コメルツ銀行のヨルグ・クレーマー氏は、「独経済は今夏にも縮小する可能性がある。構造状態は基本的には良好だが、(独経済を)ユーロ圏経済から切り離すことはできない。さらに世界経済も減速している」と述べた。

第2・四半期のユーロ圏GDPについて、ABNアムロエコノミスト、アリーネ・シュイリング氏は、「われわれの予想よりは若干良かったが、全般的には、ユーロ圏がリセッション(景気後退)局面に入っていることが示された」とし、「財政削減、ユーロ圏周辺国の国債利回り上昇、公的債務の増加といった要因の悪循環が見られる」と指摘。

米国の小売売上高の伸びがよかったので、QE3が延期されるのでは?との観測もあり。EUのGDPは予想通りで、緩和されるのは間違いない。今まで緩和期待で株価が上がってきたが、期待が終わったので、ここらがピークか?