働きながらの英語勉強法

毎朝6時35分に家を出て、1時間半かけて通勤している。帰りは、職場から最寄り駅までのバスの本数が少ないので、バス待ちに時間がかかり、2時間かかる。そして今、この時間をフルに英語の勉強に活用している。

まず、家から駅までは徒歩10分かかるのだが、「50イングリッシュ」の例文をぶつぶついいながら歩いている。駅に着いたら、途中の乗換駅までiPOTでリスニング(15分)。乗り換えたら、「英単語ターゲット1900」の例文を、読めない例文に印をつけながら読む(30分)。電車を降りたら、またiPOTをつけて、バスに乗り込み、職場までリスニング(10分)。

帰りは、バス待ちの間にターゲット(今朝分からなかった例文の復習、20分)をやり、バスに乗っているときはiPOTをし(10分)、電車が来るまで再びターゲット(15分)。電車に乗ったら英語の本を読む(45分)。駅から自宅まで50イングリッシュ(10分)。合計で2時間45分。

仕事帰りで疲れているときに、よく英語の勉強ができるな、と思う人もいると思うが、不思議と集中してできてしまうのである。

慣れない仕事と派遣社員という肩身の狭さで、仕事が終わっているときには、頭が痛いくらい相当疲れているが、英語の勉強をし出すと、なぜか分からないが、だんだん頭が冴えてくるのである。驚くことに家に帰っても、寝る前にさらに1時間勉強してしまっている。

多分これは、茂木健一郎が言っている、ドーパミンが出ている状態なのだろう。英語を勉強して半年過ぎると、ある程度理解できるようになるので、英語の勉強が楽しくなってくる。そうなると英語の勉強が全然辛くなく、逆に暇があると英語の勉強がしたくなる。勉強が楽しいなんて、33年間生きてきて初めての経験である。

18の時にこの状態になっていたら、きっと早稲田くらい入れたのでは? 今頃になって後悔している。やり始めはとても辛かったが、今はとても楽しい。前までは語学が趣味だという人を信じられなかったが、今はその人の気持ちが分かる。

英語を勉強しなきゃいけないと思いつつ躊躇している人は、是非半年はどんなに辛くても続けてみて欲しい。そうすれば後は自動的に勉強してしまうようになる。

半年続けるコツは、易しい参考書から始めることである。常に自分のレベルより易しめの参考書を使っていき、何回も繰り返して行い、単語や熟語を覚えては忘れ、覚えては忘れを、焦らず繰り返していけば、半年間続けられると思うので、チャレンジしてみてはいかかでしょうか?