TOEIC800点、到達までの道のり(まとめ)

最後にまとめとして、TOEIC800点に到達するまでの道のり、要は用いた参考書や問題集を勉強した順番に並べたいと思います。

(英語の基礎作り)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

↑英語に慣れるために最適。シンプルで最後まで続けられる。英語に抵抗がある人も、とりあえずこれを最初にやってみよう。
キクタン「Basic」4000―聞いて覚えるコーパス英単語 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)

キクタン「Basic」4000―聞いて覚えるコーパス英単語 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)

↑単語を覚えなければ、英語は上達しない。最初は自分にあった易しめの単語帳を買おう。それが挫折しないためのコツ。
(TOEICに向けて)
TOEICテスト初挑戦のための英単語と英熟語―出題頻度順英単語1127と英熟語322

TOEICテスト初挑戦のための英単語と英熟語―出題頻度順英単語1127と英熟語322

↑シンプル、単語の意味が一つしか書かれていないので、覚えやすい。例文も簡潔で覚えやすい。
新TOEIC TESTリーディングスピードマスター

新TOEIC TESTリーディングスピードマスター

↑TOEICの読解問題のパターン別に問題が並べられている。効率よく学べる。
TOEIC TESTリーディングの鉄則

TOEIC TESTリーディングの鉄則

↑TOEICに出る文法問題は、これだけ。後半の長文問題は難しいから、最初は解き方だけ参考にしよう。
新TOEICテスト 英文法をはじめからていねいに (東進ブックス)

新TOEICテスト 英文法をはじめからていねいに (東進ブックス)

↑分からない文法に出くわした時、ちょっと調べるのに最適。
TOEIC Test 「正解」が見える【増補改訂第2版】

TOEIC Test 「正解」が見える【増補改訂第2版】

↑TOEICの解き方コツが満載(TOEICはまともに解いても、いい点数はなかなか取れない)。最後の頻出単語も、少し難しいが、よく出るので覚えよう。
TOEICテスト新公式問題集 (Vol.1)

TOEICテスト新公式問題集 (Vol.1)

↑これでリスニングの基礎を作る。聞いて意味が取れるようになるまで、繰り返し聞こう。そしてこれでTOEICの解答方法をマスターしよう。
↑ここまでやれば、600点取れる
TOEICテスト新公式問題集〈Vol.2〉

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.2〉

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉

↑リスニング問題を繰り返し解けば、リスニングで400点以上取れるようになる。出てきた知らない文法問題・単語はすべてマスターしよう。
↑ここまでやれば700〜800点まで行ける
新TOEICテストスーパー模試600問 (TOEICテスト スーパーシリーズ)

新TOEICテストスーパー模試600問 (TOEICテスト スーパーシリーズ)

↑公式問題集よりも難しめ。リスニングのスピードが少し速いので、リスニングのいい訓練になる。
↑ここまでやれば800点〜

以上が、私が試行錯誤しながら800点までたどり着いた道のりを、最短ルートにしたものだ。今まで20冊買ってやってみたが、結論としては、以上の11冊をやるだけで、800点を超えることができる。

TOEICで800点と聞くと、絶対ムリ!と思う人も多いと思う。しかし具体的にステップを踏んでいけば、登山と同じで、誰でも到達することができる。途中でこの坂急すぎてムリと思ったら、自分に合った迂回路を探すのも一つの手段だ。TOEIC用の参考書は山ほどある。めんどくさがらずに、自分に合った参考書を探して、途中で棄権することなく、山頂目指して上り続けて欲しい。私がお勧めする著者は、中村澄子さんだ。彼女の問題集は一番的を得ている。最短ルートで高得点をとる方法を、彼女は知っている。TOEICの勉強法の本も出しているので、ぜひその本も読んでみて欲しい。ホームページも出しているので、そちらも除いてみる価値あり。http://www.sumire-juku.co.jp/
私ももっとはやく彼女の参考書に出会っていれば、もっと高得点を取れたのではないかと、悔やんでいる。

昨日、大前研一の「サラリーマン再起動マニュアル」を読んだ。この本を読むと、日本は世界の主流からずれてきていることを理解することができる。その原因の一つは英語ができないということだ。ドイツ人もスウェーデン人も英語を話せる人が多い。それは英語を話せないと、いい給料を稼げない、とみんなが理解しているからである。国内市場だけ相手にしてもダメだと、分かっている。だからみんな頑張って勉強して、英語をしゃべれるようになっているのである。中国人も台湾人も韓国人もしかりである。日本の英語力は、北朝鮮と並んで最下位だそうだ。今は必要なくても、英語はいつか自分を助けてくれる。英語を勉強しよう。